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【たべレポ】家庭的だが、家で味わえないような深みも感じられる「ラッフルズカリー 御徒町」

<たべレポ>♢ラッフルズカリー♢御徒町

ミーハー気質なので「GoogleMapの評価が高い」「食べログ100名店」とかで店を選びがち。今回も例に漏れず、出先の近くにあった食べログのカレー100名店に選出されている「ラッフルズカリー」へ訪問した。

 

定番っぽい野菜チキンカリーに、50円という破格の安さのサラダをつけて注文した。

 

野菜チキンカリー(790円)ご飯大盛(+50円)サラダ(50円)

サラダは半量ほど食べ終えた後のもの

 

カレーも、ご飯も、大盛にしたとはいえ結構量が多い。ご飯は下手したら400gはありそう。半面サラダは結構控えめな量だが、50円なので何の問題もない。

 

野菜チキンカレーの、チキンは大ぶりのものが5、6個入っている。ほろっと崩れて、よく煮込まれているような印象だ。カレーの味は、家庭的でとてもやさしいが、家では味わえないような深みも感じられる。インド系でも欧風でもないので、当然スパイスの強い刺激はない。和風のカレーのような、あまり味わったことないような不思議な美味しさ。

 

野菜は定番のにんじん、たまねぎの他に、大根、かぼちゃ、里芋、れんこん、いんげんなど、多種多様なラインナップがそろっている。和風寄りの具材が多く、しっかり煮込まれているのでどれも柔らかく、かつ野菜の出汁がしっかり感じられる。いうなれば「和風のポトフをカレーに仕立て上げた」という表現がしっくり来るかもしれない。

 

少し言い方がおかしいかもしれないが、どこかシチューのようなホッとする安心感がある。間違いなく、ここでしか食べられないような印象的なカレーだった。別の辛いメニューだともっと印象が変わるのかが興味深い。あと、食後に付いてくる紅茶のサービスが結構良かった。コーヒーではないので、よりやさしく、食後のささやかな安らぎを与えてくれる。全体的に「やさしさ」に包まれていた印象を受けたお店だった。