<つくレポ>ジャンバラヤ♢弁当
ジャンバラヤとは、「中南米風のパエリヤ」のようなものらしい。パエリヤは魚介やブイヨンの旨味を丁寧に引き出すといったイメージだが、ジャンバラヤは強めのスパイスを入れて一気に荒々しく作り上げるイメージ。作ってみて、美味しかったが、結局ジャンバラヤが何なのか未だに正解が分かっていない。
ジャンバラヤ
【材料(4人前)】
・生米 2合
・水 350cc
・鶏むね肉 200g
・ウインナー 3本
・玉ねぎ 半玉
・ピーマン、パプリカ 合わせて100g程度
(調味料)
・ケチャップ 大さじ2
・カレー粉 小さじ1
・チリパウダー 小さじ1
・ケイジャンスパイスミックス 小さじ1
・塩 少々
【作り方】
鶏むね肉、ウインナー を小さめの一口大に切る。玉ねぎは粗目のみじん切り、ピーマン、パプリカは細切りにする。なお今回は冷凍のパプリカミックスを使用した。
まず具材を炒める。大きめのフライパンにサラダ油を敷き、中火で玉ねぎを炒める。透き通ってきたら、鶏肉、ウインナーを投入し、軽く炒める。
調味料は、始めにカレー粉を入れて炒めて香ばしさを引き出す。次にケチャップを入れ、酸味を飛ばしながら炒める。最後に、チリパウダー、ケイジャンスパイスミックスを入れ、加減を見て塩で整える。
具材が出来たら、同じフライパンに洗っていない米を入れ、全体を馴染ませるように炒める。米の表面が透き通ってきたら、水を投入し、ピーマン、パプリカを乗せてから蓋をして強火にする。沸いてきたら、火を弱めの中火に落とし、15分程炊き上げる。時間になったら火を落とし、蒸らして完成。
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結構感覚に頼って作ったが、普通に美味しく出来上がった。チリパウダーとケイジャンスパイスのおかげで一気にメキシカンな味になる。米もパラッとして食べやすくて、ついついスプーンが進む。米は洗っていないまま炒めることで、スパイスでぬか臭さを飛ばしながら、旨味を吸いやすい。浸水していない分、もちっとせずパラッとした食感になる。ここはパエリアと同じだと思う。
初めは少し難しいと思っていたが、スパイス感強めの料理なので、ある程度まとまった味になり逆に失敗しにくい。肉はいつも通り鶏むね肉を使ったところ、結構パサついてしまい、今回はもも肉の方が良かったと思った。しっかり炒めれば個人的に嫌な、あの鶏皮のぐにゃっとした食感も緩和できそうだ。
余談だが、レシピを見るときは、基本「これ」というレシピを見つけたら、最初から最後まで心中して作った方が良いと思ってる。他のレシピの要素を自分でアレンジして加えると微妙になりがち。ただ、その経験も、上達のコツではあるので、一長一短か。