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【つくレポ】しょうがはすりおろしと千切りの両刀使いがポイント「豚の生姜焼き」/弁当

<つくレポ>豚の生姜焼き♢弁当

ほぼ弁当の記事しか書いていないので、今週のお題「お弁当」はうってつけだ。

いつもはほぼ鶏むね肉を使って弁当を作るという軽い縛りで、ブログでは半年、ブログ開設前から数えるとかれこれ1年以上弁当を作っている。今回は気分転換に豚肉を使って定番中の定番である「豚の生姜焼き」を作った。ポイントは生のしょうがをすりおろしと千切りと2種類を使うこと。そうすることでしょうがの食感や風味を多角的に感じられ、しょうが好きにはたまらない味になる。

 

豚の生姜焼きと、ちくわとにんじんの磯辺炒め

 

【材料(3人前)】

・豚こま切れ肉 400g
・たまねぎ 中1個
・しょうが千切り 5g
・きゃべつ千切り(付け合わせ) 適量
・塩胡椒 少々
・小麦粉 大さじ1

(タレ)

・醤油 大さじ2
・酒 大さじ2
・みりん 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・しょうがすりおろし 10g

【レシピ】

豚肉には塩胡椒で下味をつけ、小麦粉を薄くまぶしておく。玉ねぎは薄切りに、きゃべつは千切りに、しょうがは千切りとすりおろしと2種類を用意する。タレは全て混ぜ合わせておく。

 

フライパンにサラダ油を敷き、豚肉を広げながら焼いていく。片面に火が通ったら裏返し、たまねぎ、しょうがの千切りを入れ、合わせながら炒めていく。玉ねぎが透き通ってきたら、合わせておいたタレを一気に入れ、1分程煮詰めて、余計なアルコール分が飛んでとろみがついたら完成。

 

副菜はちくわとにんじんの磯辺炒め。ちくわとにんじんに塩、青のり、片栗粉をまぶし、ごま油で炒めたら完成。

 

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豚肉に小麦粉をまぶしているのでしっとり仕上がり、タレともよく絡む。豚はこま切れを使用しているが、生姜焼き用と比べてこちらは玉ねぎとタレとがよく絡み、「混然一体とした生姜焼き」が楽しめる。ばらけていて箸でも取りやすく、何より白米が進む。

 

しょうがは千切りを入れることで食感が生まれつつ、すりおろしも入れることでダイレクトに強い風味も味わえる。とある料理研究家さんがレシピでやっていたのを真似してみたら非常に好みの味だったので、それ以来しょうがの両刀使いは真似している。

 

しょうがは必ずチューブではなく、生のものを用意したい。風味も味も全然違う。個人的にはしょうがチューブはしょうが風調味料だと思っている。手軽ではあるが、なまのしょうがの方が美味しいし普通に安い。たまーに料理するくらいだったら助かるが、日常的に料理をするなら、しょうがは生のものを強くおすすめしたい。にんにくも同様。

 

生姜焼きと言えば、きゃべつの千切りは外せない。普段は親の仇かというほど山盛りのきゃべつを用意してタレとともに食べ進める。弁当だとどうしてもスペースが限られるが、それでもパンパンに詰めて、ひたすら食べる。そのせいか若干タレが少なく感じられ、もっと多めに用意しておけばよかった。それくらい美味しく出来た。