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【つくレポ】調味料4つでばっちり味が決まる「ガパオライス」/弁当

<つくレポ>ガパオライス♢弁当

言わずと知れた、代表的なタイ料理である「ガパオライス」。ナンプラーさえあれば、調味料4つで味が決まる。鶏肉はひき肉ではなく、あえてむね肉を使う。安いのはもちろんのこと、食べごたえが出るのでより美味しさをかみしめられる。

 

ガパオライス(左)と、さつまいもとかぼちゃの甘酢炒め

 

ガパオライス

【材料(3人前)】

・鶏むね肉 350g
・玉ねぎ 中1玉
・冷凍パプリカミックス 100g
・乾燥バジル 大さじ2
・にんにく 1かけ
・唐辛子 1本
・卵 3個

(調味料)

ナンプラー 大さじ1.5
・酒 大さじ1
オイスターソース 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・塩、胡椒 適量

 

【作り方】

鶏むね肉は大体1センチ角に切る。玉ねぎは半分に割り、さらに横に切ってからくし切りにする。にんにくはみじん切りに、唐辛子は種を取り除いてから3、4等分する。

 

フライパンにサラダ油大さじ1程度、にんにく、唐辛子を入れてから中火に熱する。始めに鶏肉を入れ、あまり触らず焼き目がつくように炒める。ある程度火が通ったら、玉ねぎを加え、しんなりとしてきたらパプリカを加えてさっと炒める。

 

具材が炒まったら調味料をすべて投入し、合わさってとろみがついたら、最後に乾燥バジルを入れて全体を馴染ませる。

 

ご飯の上によそったら、最後に目玉焼きを乗せて完成。

 

副菜はさつまいもとかぼちゃの甘酢炒め。切って水につけてあく抜きしたさつまいもとかぼちゃに片栗粉をまぶしてから、多めの油で焼き、酢、醤油、砂糖で味付けして完成。

 

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オリエンタルで甘辛い味付けがご飯にぴったり合い、スプーンが止まらない美味しさ。ナンプラーの独特の発酵された風味と、バジルのフレッシュさと、一見相反しているような組み合わせだが、同じフライパンの中で炒めるうちにお互いが補完しあって絶妙な味わいになる。そこににんにくと唐辛子の刺激が合わさって、ピリッと刺激的ながらも、オイスターソースと砂糖のコクと甘みのおかげで食べやすくなっている。

 

ナンプラーがない場合は醤油でも代用できるが、ガパオライスはナンプラーの発酵された独特の風味と旨味がポイントだと思うので、代用せずに買っていただきたい。その割にはバジルを用意するのは忘れ、乾燥バジルで代用してしまった…。言わずもがな、フレッシュバジルと乾燥バジルでは数段味が変わる。最後にフレッシュなバジルを入れることでより爽やかな風味が加わり、味に深みが出るようになる。

 

ガパオライスは調味料4つで味が決まりやすく、意外と簡単に作れる。こういうものを作るようになると、タイ料理屋に行って1000円払ってガパオライスを頼むことに気が引けてしまう。もちろんお店の味はまた別だが、逆に言えばお店で出てきそうな味を手軽に作れる自分すごいと思えるようになり、自己肯定感が高まる。