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食べたり作ったり、雑記も交えつつ

【つくレポ】2つのポイントを押さえて失敗知らず「オムライス」/弁当

困ったときのオムライス。2つのポイントを押さえれば味が決まりやすく時短にも。

 

いつもは2.3日分まとめて弁当を作るが、今回はイレギュラーがあり1日分だけ作る。冷蔵庫には肉類がなかったので、冷凍庫のウインナーを引っ張り出してオムライスを作ることにした。

 

オムライス

 

具材は玉ねぎ、冷凍パプリカミックス、余っていたしいたけを使用。オムライスは良くも悪くもケチャップで味が決まってしまうため、具材を適当に合わせても味への影響は少なく、アレンジの幅が広い。

 

作り方はいたって普通。個人的にはポイントが2つあり、1つは、具材を炒める際に白ワイン(なければ日本酒)を少量加えること。しんなりしてご飯と一体感が出やすくなり、さらに火の通りが早まり時短にもつながる。もう1つは具材が炒まった段階で、ご飯を入れる前にケチャップを加えること。ケチャップを炒める表面積が広くなるので、短時間で具材と合わさり、余計な酸味も飛ばしやすい。最後にご飯を入れ、切るように混ぜることでムラのないきれいなチキンライスになる。

 

オムライスと言えば、何といってもどう玉子で包むか問題。フライパンでくるくる回しながら包み込んだり、オムレツ状態にして最後に割って半熟状態でおおったり、スクランブルエッグ状態のものをスライドしてそのまま載せたりなど、流派がたくさんある。今回は弁当用なので、定番の玉子で包むやり方にした。とはいっても、フライパンで包み込むやり方は腕が足らずできない。なので今回は玉子の上にチキンライスを乗せ、形を整えたらそのまま返して直接タッパーに入れ込んだ。意外ときれいに収まってくれて一安心。

 

味は何てことないいつものオムライスだ。しっとりしたチキンライスはケチャップが効いているが、嫌な酸味はなくトマトの濃縮された美味しさを感じる。単体でも十分美味しいが、玉子と合わさると倍以上の美味しさに様変わりする。まろやかさが増し、より幸せな気分になれる。やや半熟気味の玉子がベストだが、薄焼きの玉子でも全く問題ないほど美味しく感じられるのは、それほど組み合わせが良い証拠だと思う。

 

オムライスを食べるときは美味しいのはもちろんのこと、やや流動的な噛み応えなのでいつも以上に早くスプーンが進んでしまい、10-15分で食べ終わってしまう。なので血糖値が急上昇して猛烈に眠くなる。食後の仕事が本当に大変だった。