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【たべレポ】炭水化物のオンパレード、触感の渋滞 現地ベトナム感を味わう「昔のベトナム 綾瀬」

<たべレポ>♢昔のベトナム♢綾瀬

とってもフレンドリーなフォーと生春巻きが緩やかな休日に花を添えてくれた。

 

あいも変わらず、paypayの30パーセント還元キャンペーンの恩恵を預かるために半ば無理やり外食をしている。せっかくの機会なので普段行かないような店に行こうということで「昔のベトナム」に伺う。ベトナム料理とは「これ如何に」と思っていたが、フォーや生春巻きと言われれば「あ、それね」と急に親近感が沸く。

 

「牛肉のフォーと生春巻きのセット」
1050円(大盛100円)

 

「牛肉のフォーと生春巻きのセット」(1050円)を注文。遅めのお昼時で空腹だったので大盛(100円)にしたが、思った以上に量があり若干驚きつつもいただきます。

まずは中央に堂々と鎮座する牛肉のフォーから。スープはとっても優しい味わい。おそらく鶏から取っているであろう出汁がじんわり染みる。具材の牛肉は小さいながらも力強い旨味を加速させてくれる。非常にシンプルだが、すなわち本当の現地の家庭料理感があって良い。

 

生春巻きは大き目のえびが二つ入ってる。つけダレはスイートチリソースか。思った以上に粘度は低くさらっとしており、味も優しめ。我が生春巻き史上初めてだったのが、具材として細いライスヌードルが敷き詰められていたこと。ライスペーパーのモチモチ感と、ライスヌードルのプチプチ感、えびのプリプリ感に野菜のシャッキリ感が合わさって触感が渋滞して楽しい。ただ炭水化物多めでやたらと腹にたまる。

 

揚げ春巻きも付いてきた。おそらく中華料理の春巻きではなく、生春巻きをそのまま揚げているのか、よりモチッと感がありつつも、ザクッと歯ごたえがあり、触感のコントラストが美しい。

 

フォーは大盛だが、あっさりした味わいのおかげでするするっと食べられる。レモンとパクチーでさらにさっぱりさせながら、完食。フォーは米でできた麺なので、生春巻きと合わせたらやたらと米を食べていることになる。とにかくお腹が満たされた。

 

デザートに、とうもろこしのムースにココナッツミルクソースがかかっているようなものが付いている。砂糖のすんごい甘さと、とうもろこし、ココナッツの糖質をダイレクトに感じ、頭がガツンと来るような味。

 

振り返ると炭水化物のオンパレードだった。他のメニューにはバインミーやバインセオなど、やっぱり炭水化物が充実。ベトナムの気候や労働環境は日本より過酷で、少しでも食事でパワーをつけようという意図があるのか。うっすら文化的側面を感じつつ、ごちそうさまでした。