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【つくレポ】ラタトゥイユの技法を用いて野菜の甘み、旨味をギュッと濃縮「夏野菜のオイルペンネ」/弁当

<つくレポ>夏野菜のオイルペンネ♢弁当

大量の夏野菜を入れてオイルペンネに仕立て上げた。ペンネを作る時は、具材が物足りないと感じることがままあるので、思っている倍の具材を入れると案外丁度良いと思っている。ほんと大量に野菜を入れたら、最後ペンネを合わせる際にフライパンからあふれそうになり、作るのが大変だった。

 

夏野菜のオイルペンネ

 

【材料(3人前)】

・鶏むね肉 400g
・玉ねぎ 半玉
・にんじん 2/1本
・なす 2本
・ズッキーニ 1本
・トマト 1個
・冷凍パプリカミックス 50g
・しめじ 半房
・しいたけ 4つ
ペンネ 270g
・にんにく 2片
・鷹の爪 1本
ローリエ 1枚
コンソメ 小さじ1
・塩、胡椒 適量

 

鶏むね肉は一口大に切る。野菜類は使うペンネの大きさに合わせるイメージで乱切りにする。にんにくはみじん切りに、鷹の爪は輪切りにする。

 

始めに鶏むね肉を炒める。フライパンにオリーブオイルを敷き、鶏むね肉を両面炒め、塩胡椒で下味をつけたら、一旦取り出しておく。

 

フライパンを洗い、今度は大さじ2程度のやや多めのオリーブオイルを敷き、にんにく、鷹の爪を入れてから弱火で加熱する。にんにくの香りが出てきたら、野菜類を炒めていく。初めに玉ねぎを入れ1分程炒め、軽く塩で味をつける。次ににんじんを加え、1分程炒め、軽く塩で味をつける。ここでローリエを入れてから、同じようにズッキーニ、なす、キノコ類、パプリカ、トマトの順番で炒めて塩で調味を繰り返していく。並行して、ペンネを表示時間より1分短く茹でておきたい。

 

野菜類が全て炒まったら、鶏肉を戻し入れ、コンソメペンネのゆで汁を入れ、軽く汁気が残る程度まで煮詰める。味見をし、問題なさそうならペンネを合わせて、軽く全体を混ぜ合わせたら完成。

 

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味付けはシンプルで、その分野菜の甘さがギュッと濃縮されており、夏野菜の美味しさをダイレクトに味わえる。ペンネも野菜の甘みを吸ってくれて、これがまたよく合う。鶏肉を入れることで食べ応えも増し、栄養バランスもばっちりだ。

 

若干旨味が薄かったので、少量のコンソメを加えたことが奏功した。味に厚みが出て、野菜の旨味がより引き出された感じがする。あれば刻んだベーコンやアンチョビを加えるとより旨味が増して美味しくなるだろう。

 

作り方はラタトゥイユの技法を応用、いや、そのまま用いている。野菜を段階的に加え、都度塩を入れることで水分を飛ばしながら、野菜の旨味、甘味を引き出している。ちなみに最後にトマト缶を入れればラタトゥイユとしても食べられる。言うならば塩味のラタトゥイユペンネを加えたのが今回の料理なのだが、イメージ通りの美味しさに仕上げられて非常に満足だ。