STORY OF Flowrame-

食べたり作ったり、雑記も交えつつ

【つくレポ】胡椒の刺激とフレッシュな風味がとても心地よい「鶏むね肉とキャベツの黒胡椒炒め」/弁当

はずれのキャベツを引いた時の絶望感たるや、非常に悲しい気持ちになる。1玉150円とまあまあ安いから適当に買ったものの、黒ずんでいたり、虫に食われているような箇所が多く、それらを取り除いていくと可食部分が思った以上に減ってしまう。もう面倒なのでざく切りにして、弁当の具材として一気に消費してしまう。

 

鶏むね肉とキャベツの黒胡椒炒め

 

【材料(3人前)】

・鶏むね肉 400g
・キャベツ 1/8玉
・ピーマン 3個
・ねぎ 1/2本
・にんにく みじん切り1片

(A)

・酒 小さじ1
・塩 小さじ1/2
・胡椒 少々
・片栗粉 大さじ1

(B)

・酒 大さじ1
・醤油 大さじ1
オイスターソース 大さじ1
・砂糖 小さじ2
・うま味調味料 小さじ1/2

・塩胡椒 適量
・ごま油 小さじ1/2

鶏むね肉は一口大にそぎ切りにする。Aの、始めに片栗粉以外を揉みこみ、最後に片栗粉をまぶしてコーティングしておく。キャベツはざく切りにする。耐熱容器に入れ、水大さじ1程度振りかけ、塩、ごま油(分量外)を少量回しかけ、ラップをして600W2分程度加熱しておく。ピーマンはへたを取って6等分程度に切る。種は面倒なのでそのまま使用したが、気になる場合は取り除いておく。ねぎは斜め薄切りにする。

 

フライパンを中火に加熱し、鶏むね肉を炒めていく。焼き目がついたら裏返し、もう片面にも焼き目をつけていく。鶏肉が焼けたら、にんにくを投入し、10秒ほど炒める。香りが立ったら水気を切った加熱済みのキャベツ、ピーマン、ねぎをすべて投入し炒める。全体がしんなりしたら、Bで調味する。塩胡椒で調整し、最後にごま油を回しかけて完成。

 

-------------------------------------------------------------------------------------------------

 

和食と中華がかけ合わさった、まさに家庭料理といったところか。醤油とオイスターソースの相性が抜群で、万人受けする美味しさだ。ただそれだけだと甘味が強めになるので、胡椒や唐辛子系で辛みをつけて引き締めてあげたい。今回は「黒胡椒炒め」の名の通り、あらびきの黒胡椒を多めに振って仕上げた。噛むごとに時折感じられる胡椒の刺激とあらびきならではのフレッシュな風味がとても心地よい。

 

最近はキャベツを炒めるときは、塩とごま油で軽く下味をつけてレンジで事前に加熱するようにしている。キャベツは固くてかさも多く、炒めるのが若干面倒だ。かといって、蓋をして蒸すように炒めると、他の具材にも必要以上に火が入ってしまったり、水気が多くなってしまう。そこでキャベツだけ事前に加熱することで、しんなりして非常に扱いやすくなる。料理研究家がやっていたテクニックだが、汎用性が高く、ありがたく使わせてもらっている。