STORY OF Flowrame-

食べたり作ったり、雑記も交えつつ

調子の悪い日との向き合い方

体感、どうしても調子の悪い日が月に3回は訪れる。

仕事だったら全然集中できなかったり、クリエイティブなアイディアが思い浮かばなかったり。私生活でも、家事がはかどらなったり、対人ゲームをしていても駆け引きが単調になって負けが込んだり。

こういう閉塞感を打ち破るためには、自分は大きく3つのステップを踏んで、どうにかこうにか元に戻せるように苦心している。

 

まず調子の悪い日に意識することは、まず「今調子が悪いな」と自己認識をいち早くすること。あまり調子の悪い自分を認めたくないかもしれないが、そんな自分と向き合うためには、まず自分を認めることが重要である。調子の悪い自分を受け入れ、俯瞰して見てあげることで、作業が捗らない根本のもやもやした原因が見えてくる。

 

次に、調子を戻して「普通」位のところまで持っていくことを考える。調子が悪くてもやらなければならない時は多々ある。自分の状態を無視して物事に取り組んでも進みは悪いし良い成果を挙げることも困難だ。一旦通常状態に戻して、少しでも心を軽くしてあげることを意識する。

 

ここで重要なのは、「調子を良くしよう」とは思わないこと。一気に真逆の方にメンタルを持っていくのは非常に困難である。「ネガティブをポジティブに変換する」ようなことを言われたことがあるが、個人的にはしっくりこなかった。出来たとしても、気持ちの振れ幅が大きくなり、ギャップによる疲れがきっと出てくる。無理せず、「良くする」のではなく、あくまで「戻していく」意識が自分にはしっくりきた。

 

その後、調子を戻していく作業を実践していく。例えば、いったん作業から離れて、目をつぶって深呼吸をしたり、ストレッチをしたり、散歩したり、ガムを噛んだり、誰かと話して気を紛らわせたりなど。ここは各々のやり方があると思うので、各人で合う方法を模索すると良い。ここで意識するのは「五感に刺激を入れる」「自然に触れてリラックス状態になる」こと。山の中や自然豊かな公園などに行くと勝手に気分がリフレッシュできるような、あの感覚を疑似的に作り出す。するとだんだん気がほぐれていき、落ち着いて徐々に調子が戻っていくような感覚になる。

 

「調子の悪い日」に物事に取り組む際は、いつもより「作業の細分化」をするようにしている。いつも勝手にできている思考の組み立てが思うようにできない時が多々あるので、意識して事前に設計しておく。加えて達成感をこまめに感じることで、気持ちを上向かせる材料にもなる。

 

進捗が悪くなってきたらまた調子を戻す作業を繰り返し、徐々に気持ちを戻していく。その繰り返しでどうにか一日を乗り切っていく。寝る前にはその日を乗り切った自分を褒めてあげる。そしてさっさと寝る。明日はきっと良い日になると思いながら。