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【つくレポ】こってり甘辛くコク深い“鉄板”の組み合わせ「鶏むねのオイマヨ炒め」/弁当

「オイマヨ」とはオイスターソースとマヨネーズの組み合わせのことである。

 

中華系のいわゆる“鉄板”の合わせ調味料であり、淡白めな鶏肉や魚介類と特に好相性だ。少ない調味料で味が決まりやすく、こってり甘辛くコク深い味わいがやみつきになる。

 

鶏むねのオイマヨ炒め
【材料(2人前)】

・鶏むね肉 350g
・キャベツ 120g
・ピーマン 3つ

(下味用調味料)

・酒 大さじ1
・塩胡椒 適量
・片栗粉 大さじ1

(合わせ調味料)
オイスターソース 大さじ1
・マヨネーズ 大さじ1半
・酒 大さじ1
・砂糖 小さじ1

 

鶏むね肉は一口大に切り、塩胡椒、酒で下味をつけ、片栗粉を揉みこんでおく。キャベツはざく切りに、ピーマンはへたと種を取り除き、4等分に切る。

 

フライパンに油を敷き、鶏肉から焼いていく。皮目から熱し、焼き色が付いたら裏返し、その上にキャベツを乗せる。裏面にも焼き目がついたら、キャベツを崩しながら炒め、しんなりしてきたらピーマンを加えて、軽く炒め合わせる。30秒ほど炒めたら合わせ調味料を全て入れ、特にマヨネーズが他の調味料、具材と馴染むように1分ほどしっかり炒め合わせる。調味料にとろみがつき、全体に一体感が出てきたら完成。

 

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甘辛くコク深いタレが鶏むね肉に絡み、相性抜群だ。オイスターソースもマヨネーズもしっかり炒め合わせることで角が取れ、まろやかな甘味と旨味が絶妙なバランスで調和している。ここにピーマンが入ることで程よい苦味が良いアクセントになり、パリッとした食感も同じく良いアクセントになる。緑が入ることで彩りも鮮やかになるので、あれば是非とも入れたい。キャベツは余っていたので適当に入れたが、これも意外と相性が良く、もっと入れても良かったかもしれない。

 

やや甘さが強いため、特に白米と合わせる際は下味の塩を強めに振っておくと良い。塩味が立つと、調味料の甘さも引き立ち、お互い高めあってくれる。ピーマンの苦味もそうだが、「五味」をうまく掛け合わせることを意識すると、単調にならず、より深い味わいを作り出すことが出来ると思っている。今回は作る前に描いていた狙い通りの味にバチッとはまってくれて、美味しさもさることながら、非常に心地よかった。