近所のスーパーで、たまに豚ロースの厚切りが100g/100円ほどで売っており、見つけた時は条件反射で買ってしまう。バラされていない、塊肉が持つ、豚肉のポテンシャルをダイレクトに味わえる感触が好きだ。塩胡椒のみでも十分美味しいが、今回はひと工夫してカレー風味に仕上げた。
【材料（3人前）】
・豚ロース厚切り肉 3枚
・小麦粉 大さじ2
・カレー粉 小さじ2/3
・塩 小さじ1/2-1
小麦粉とカレーをボウルや袋に入れて均一になるまで混ぜ合わせておく。
豚ロースを適宜筋切りする。塩を両面に刷り込み、小麦粉とカレー粉を合わせたものをはたく。
フライパンに油を熱し、豚肉を中火で焼く。カレーの香りが出るように、側面も焼き目がつくまでしっかり焼きつけたら完成。フライパンに少量の水を入れて加熱し、残ったカレー風味の油をソースに仕立て、豚肉にかけてあげるとより良い。
副菜は小松菜とじゃがいものサブジ風。皮をむいたじゃがいも、良く洗った小松菜を大きさをそろえて切る。フライパンにクミン、きざんだにんにく、油を入れて熱し、香りが出てきたら野菜を投入し炒める。軽く水を振り入れ、蓋をして蒸し、最後に塩で調味して完成。
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シンプルなソテーなので、豚ロースの甘みがダイレクトに味わえる。そこにカレーの風味が豊かに香り、一気にオリエンタルな様相を呈す。カレー粉は油でしっかり炒めることで、香りが立ちやすくなる。なので、豚肉もさっと仕上げるというよりは、じっくり焼いて馴染ませてあげた方が、よりカレー粉の良さを引き出せる。
